国内旅行ツアーのキャンセル料

旅行会社で国内旅行のツアー予約をしたときの、キャンセル料（取消料）の規程をご案内します。

国内旅行ツアーのキャンセル料は、観光庁の標準旅行業約款に定められており、ほとんどの旅行会社で同一です。

国内ツアーのキャンセル料の詳細

旅行会社で国内旅行のパッケージツアー（募集型企画旅行）を申しこんだときのキャンセル料（取消料）の上限は、観光庁の「標準旅行業約款」で定められています。

ほとんどの旅行会社は標準旅行業約款に従っていますし、定められた上限価格をキャンセル料として設定しています。そのため、国内旅行ツアーのキャンセル料の価格は、どこの旅行会社であっても、ほぼ同額です。

上表の通り、標準旅行業約款で定められたツアーキャンセル料は、旅行開始日の20日前から発生します。20日前からのキャンセル料が旅行代金の20%、以下、7日前から30%、前日が40%､当日が50%、旅行開始後が100%です。

出発当日の「旅行開始後」とは、「添乗員や係員が受付を行う場合は、その受付完了時」、受付がない場合、飛行機旅行は「手荷物検査等の完了時」、鉄道旅行やバス旅行は「乗車時」などと定められています。

当日、空港などで受付のあるツアーでは、その受付終了時刻までが「旅行開始前」。受付のないツアーでは、飛行機の搭乗手続終了時刻や列車の出発時刻までが「旅行開始前」と考えておけばいいでしょう。