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パッケージツアーの基礎知識

旅行会社の「ツアー」といっても、さまざまなタイプがあり、値段もピンキリです。パンフレットをもらってきたはいいけれど、どういう基準で選んだらよいのかわからない、という人も多いでしょう。そのため、ここではまず、パッケージツアーの内容について、ツアー設計の裏事情を交えながら基礎知識をお教えします。

安いツアーには理由がある

ツアーを選ぶときに最初に決めるのは、値段で選ぶか、ツアーの質で選ぶか、という点です。安くて質の高いツアーなどありません。安いツアーには安い理由があります。

ただ、安ければ何でも許せてしまうという側面もありますので、安いツアーは満足度が高くなりやすいです。ただし、旅行はやっぱり内容も大事なので、安ければ満足、とも限りません。

そこそこの値段でそこそこ充実したツアーはないの?

実際のところ、「値段はほどほどで、内容は充実したもの」を求める方が多いです。しかし、残念ながら、最近のツアーは「値段重視」と「質重視」の二極化が激しく、「ほどほどの値段でほどほどの品質」という「中級ツアー」は少なくなっています

中級を考える人は、「質重視」のツアーのなかでセール品的なプランを探すのがよいでしょう。

最小催行人員とツアー定員に注意

ツアーでは、「最小催行人員」に注目してください。最少催行人員は、基本的には少なければ少ないほどよい、といえます。たとえば「2人から」となっていれば、ツアーがキャンセル(ツアーが実施されない)になる可能性はほとんどありませんが、「20人から」となっていると、申込者が足りずにキャンセルになる可能性があります。

さらに重要なことは、最小催行人員の多いツアーは「大人数ツアー」になるということです。人数が多いと、ツアーの動きも悪くなりますし、移動時のバスもぎゅうぎゅう詰めになります。最小催行人員が20名のツアーの場合、実際の参加人数は30人以上になることがあります。そうなると、バスはぎっちぎち。相当疲れます。

食事も値段に比例する

当たり前ですが、安いツアーは食事も安っぽく、高いツアーは食事も豪華です。激安ツアーで食事に期待する方が間違っています。

同じレストランで食事をしても、ツアーの値段によって出てくる料理は違いますし、皿数が異なることもよくあります。

観光の「内容」にも注意する

訪問する観光地の多いツアーは、その観光地をきちんと観光しない場合があります。外から見て終わり、というようなケースもあります。これらはツアー日程をきちんと読み込めば、ある程度分かるようになっていますので、申しこむ前に確認しましょう。

「添乗員付き」と「フリーツアー」の違い

旅行会社の発売するパッケージツアーには、おもに2種類あります。「添乗員が全行程に同行するタイプ」と「航空券とホテルだけのフリーツアー」です。どちらも「募集型企画旅行」とされ、「パッケージツアー」なのですが、実態はだいぶ違います。

「添乗員同行」は正真正銘の団体旅行です。一方、「フリーツアー」は事実上の個人旅行です。「ダイナミックパッケージ」もフリーツアーの一種で、価格が時価で変動するものを指します。

添乗員が同行するツアーにも、日本から同行する場合と、現地の係員だけで案内する場合があります。日本からの添乗員同行が、「もっとも贅沢なツアー」とされていて、値段もお高めです。

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