どんなツアーにはどんな人がくる?
添乗員同行のパッケージツアーが楽しいものになるかどうかは、「添乗員」と「同行者」のあたりはずれがあります。優秀な添乗員にあたり、気の合う同行者に恵まれれば、楽しいツアーになるでしょう。反対に、添乗員が不慣れだったり、マナーの悪い同行者とあたると、ツアーは不愉快なものになるかもしれません。
ツアーは「運」
身も蓋もないことを言ってしまうと、ツアーでどんな人と一緒になるのかは、「運」です。
大手旅行会社の高額ツアーだからといって「上品な人」ばかりが参加者ではありませんし、中小旅行会社のマイナーツアーだからといって「下品な人」にばかりとは限りません。逆もまた然りです。
旅行会社や値段の違いと、ツアー参加者の「雰囲気」「属性」はリンクしません。
高額ツアーと激安ツアーの参加者は違う?
とはいうものの、一般的にいって「高額ツアーには高所得者層が多く、激安ツアーには低所得者層が多い」ということはいえます。「高額ツアーに申し込んだら参加者はエリートのリタイア組が多く、話が合わなかった」などという感想を持つ人もいます。また値段の高いツアーには中高年が多いというのも事実でしょう。
一方、安いツアーは年齢層がばらつきます。安いツアーだとお金のない若い人でも参加しやすいので若者も多いです。だからといって若者ばかりにはならない、というのが、世の中の複雑なところです。
また、値段の高いツアーは、「極端に上品な人」も「極端に下品な人」も混ざるので、ツアーの雰囲気が微妙、という感想を漏らす人もいます。安いツアーは、たいてい「庶民的」で、「極端に下品な人」はいますが、「極端に上品な人」は混ざりません。
時期による参加者の違い
たとえば8月~9月は学生のツアー参加がもっとも多い時期ですが、4月~6月には学生はほとんど見かけません。4月中旬や5月中旬は社会人も休みにくい季節なので、参加者は必然的にリタイア組が多くなります。