読売旅行のツアーと口コミ、評判、感想
■読売旅行(株式会社読売旅行)
1962年創業の旅行会社。その名の通り読売新聞グループで、読売新聞100%全額出資の子会社です。年間旅行取扱高では15位前後で、中堅旅行会社に位置します。
読売新聞の読者サービスから発祥していて、キャッチフレーズは「あなたの街から」。全国各地にいる新聞読者にあまねく旅行サービスを届けるのが企業理念です。そのため、地域密着のツアー展開に力を入れていて、他社があまり扱わないような地方都市からのツアーも豊富に設定しています。
事業内容は、国内旅行、海外旅行、インバウンドと手広く、独自のツアー商品も多彩です。添乗員同伴ツアーが主力で、国内旅行ではバスツアーで強みを持ちます。また、読売グループらしく「巨人戦観戦パック」日本を各地から設定しています。
読売旅行の口コミ、評判、感想
「値段の安さと、地元出発の多さで、つい選んでしまう」というのが読売旅行の代表的口コミです。破格のバスツアーを多数展開し、しかも地域密着を掲げるため、出発地も豊富。平日出発も多く、「便利で安いのを探すと、いつも読売になる」という感想を抱くファンも多いです。「値段」「出発地」に関しては熱烈な支持を集めています。
ただ、ツアーの出発日と出発地の設定が多いことは、催行中止のリスクも高いということです。実際に、「ツアーが中止になった」という体験談は多く、「設定が多すぎて、客が分散して催行に至らないケースが多いのでは」という推測も聞かれます。
また、ツアー内容については、旅行にお得感を出すためか、「バスツアーの日程が詰め込みすぎで疲れる」という評判があります。「ひたすらバスに乗り、観光の時間は短い」という感想も。「いつも同じおみやげ屋さんに寄る」という常連の声もありましたが、これはどの旅行会社であっても、安いツアーのお約束でしょう。
スタッフについてもさまざまな意見が。「営業所の受付スタッフにツアー内容を尋ねたらパンフレットをめくってさがしていた。ツアーが多すぎるからか、きちんと把握しきれていないのだろう」という口コミも。「添乗員の質はバラバラ。派遣の方が多いようで、いい人もいればひどい人もいる」という声もありました。
読売旅行の評判まとめ
地方発のバスツアーで圧倒的な強みを持ち、「旅物語」「トラピックス」「クラブツーリズム」の格安御三家に引けをとらない存在といえるのが読売旅行でしょう。とくに、「フルーツ狩り」や「カニツアー」など、日帰りグルメツアーの商品は多彩で、主に中高年層のファンの心をつかんでいます。
読売新聞系列の100%子会社だけあって、企業としての安心感は高いといえます。突然倒産してツアー代金が返ってこなくなる、という心配もありません。
ただ、いくら大手企業系列とはいっても、「格安ツアーは格安ツアー」です。格安ツアーの宿命として、大人数が集まらないとあっさりと催行中止になります。地方発のツアーは、とくに催行中止のリスクは高いといえます。また、旅行代金が安いということは添乗員への支払いも少ないことを意味しますので、そこは利用者も理解しておくべき点と言えます。土産店に立ち寄るのも、それが値下げの原資になっているからであって、格安ツアーの場合は仕方ありません。
総じていえば、「格安ツアーをそれなりの内容で提供してくれる会社」が読売旅行といえるでしょう。安いツアーに大きな期待を抱くべきではありませんが、値段以上の内容を提供してくれると評価する声もあり、常連が多いのも事実です。
【公式】読売旅行
※口コミ、評判は、当サイト関係者の利用した印象や、実際に利用した人からの感想を集めたものです。主観が混じっていますので、ご了承下さい。